地区の概要

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地 域
地区面積
総代、役員の定数
地 形
気 象
地質及び土壌
水利状況
組合員数


地 域

 本地域は、阿賀野市(旧安田町、旧水原町、旧京ヶ瀬村、旧笹神村)の全域に加えて、新潟市(旧豊栄市、旧横越町の一部)、新発田市(旧豊浦町の一部)の三市にまたがる概ね平坦な水田を主とする地域である。
 位置は、新潟平野のほぼ中央に位置し、東側に標高1,000m級の山々が連なる五頭連峰、南西側には土地改良区名となった福島県から流れる大河「阿賀野川」が南東から北西方向へ大きく弧を描くように悠然と流れており、北側は「日本の自然百選」の福島潟に隣接され形成された扇状地に約6,000haの水田が広がる一大穀倉地帯である。
 県都新潟市からは南東へ約20kmに位置し、磐越自動車道と国道49号が南北に、国道460号と国道290号及びJR羽越本線が東西に走り、大都市に近い自然環境豊かな地域である。


 本地区のかんがい用水は阿賀野川を水源とし、阿賀野市小松地先にある阿賀野川頭首工により取水する三大水系幹線である右岸幹線用水路、新江幹線用水路、福島潟西部幹線用水路により大半を潤している。
 また、排水系統は阿賀野川、新井郷川の二系統に分かれている。

 営農の形態は水稲が中心であり、北部は湿田が多く、畑作にはあまり適さない耕地条件である。南部は、阿賀野川の沖積扇状地で乾田の多い地帯であるが、豊富な水量を誇る阿賀野川を利用して、二大幹線用水路をはじめほぼ全域に用水路が整備されており、広大な越後平野の穀倉地帯の一角をなしている。
 水稲以外では、一部の地域で柿や切花・鉢物等園芸生産が定着している他、椎茸・杉苗等の林産物もある。南部は古くから酪農が盛んであり、安田地域は新潟県酪農発祥の地となっている。
 また、北部の笹神地域では売れる米作りの取り組みとして、堆肥生産施設を設置し、有機堆肥を使用した特別栽培米生産を行うことで、首都圏消費者への販売網の確立と併せ都市と農村との交流を積極的に行うとともに、地産地消として、転作田を利用した大豆作付けを推進し、管内の大豆加工施設に供給している。
 農業構造については、新潟市に近いということもあり、恒常的に勤務する安定二種兼業が主である。
 しかし、近年輸入農産物或いは産地間競争の激化による価格の低迷、担い手の減少等課題も多く地域農業の再構築が求められている。

 本土地改良区は、平成15年2月に新江土地改良区と北蒲原郡南部土地改良区との新設合併で設立(認可番号 新潟県第386号)されたものであるが、前身の新江土地改良区は、享保19年(1734年)に新発田藩の治水墾田で竣功された新江用水の管理者である新江水利組合(後に新江用水普通水利組合)が昭和24年土地改良法の制定に伴い組織変更して北蒲原郡新江土地改良区となり、昭和45年に岡方土地改良区を、同46年には安田土地改良区を吸収合併して、昭和54年に京ヶ瀬土地改良区と新設合併したものである。一方、北蒲原郡南部土地改良区は、大正11年に設立された北蒲原郡南部耕地整理組合を前身として、平成10年に賀慶土地改良区を吸収合併したものである。

地区面積 ※平成29年6月1日現在   このページのTOPに戻る

市  名 田 (ha) 畑 (ha) 計 (ha)
  阿賀野市 5,221.2 124.9 5,346.1
  (旧安田) 776.6 18.1 794.7
  (旧水原) 1,753.1 32.7 1,785.8
  (旧京ヶ瀬) 1,428.0 48.4 1,476.4
  (旧笹神) 1,263.5 25.7 1,289.2
  新発田市 52.3 0.2 52.5
  新潟市 189.9 83.2 273.1
  (旧横越) 91.7 82.0 173.7
  (旧豊栄) 98.2 1.2 99.4
合  計 5,463.4 208.3 5,671.7


組合員数 ※平成29年6月1日現在    このページのTOPに戻る

市  名 組合員数(人)
  阿賀野市     4,247
  (旧安田)     970
  (旧水原)     1,331
  (旧京ヶ瀬)     1,055
  (旧笹神)     891
  新発田市     59
  新潟市     672
  (旧横越)     201
  (旧豊栄)     261
  (その他市内)     210
  その他県内外     71
合  計     5,049


総代、役員の定数   このページのTOPに戻る

総代選挙区、理事被選挙区 総代(人) 理事(人) 監事(人)
第1区 旧安田町 17 2 3
第2区 旧水原町、新潟市北区上大月 29 3
第3区 旧京ヶ瀬村、旧横越町、新潟市北区十二・平林・山飯野・上堀田・岡新田 28 3
第4区 旧笹神村、旧豊浦町 23 2
97 10 3


地 形  このページのTOPに戻る

 本地域の西南は阿賀野川にて限られ、東西は五頭山、宝珠山の山岳に連なる大日原高原の麓に接し、北は新井郷川、東は国道290号に臨む南北約20km、東西約8kmの逆三角形をなしている地形である。一般的に地勢は東西に高く標高13.8mと漸次北方に向かって低下し、地域の中部付近において6.0m〜5.0m、北端福島潟付近に至りては1.2m内外を示す。すなわち東南より北西に向かい1,000分の1〜2,000分の1の傾斜をなし、特に山麓地帯は100分の1〜300分の1の傾斜を示す。また、本地域はほとんど水田地帯である。交通状況は国道49号並びにJR羽越本線は地域の中部を東西に横断し、主要国県道路は地域の中央付近を起点として放射線状に通じており、輸送状況は比較的良好である。

気 象  このページのTOPに戻る

 本地域は、積雪は比較的少ない地帯である。夏季の気温は高く、稲作には最も適していて、新潟県における主要稲作地帯として広く知られている。降水量は平野部では比較的少なく海岸線より山地に至るに従って増加する。
 降水量は、6月、7月の梅雨時期及び9月、10月の台風期に多く、12月頃には降雪により多くなる。また、連続干天日数の起こる頻度は7月、8月が最も多い。
 冬季における根雪期間は短く用排水改良工事の進捗とともに土地の高度利用のもっとも有望な地域である。次に一般気象及び特殊気象の一覧表を記載する。

1.一般気象


2.特殊気象



地質及び土壌  このページのTOPに戻る

1.地 質
 本地区の地質は、阿賀野川の沖積土で第四紀断層に属し、表土は壌土及び強粘質土からなり、地下水は、概ね0.4m〜0.8mの間にある。

2.土 壌
 土壌は強グライ土壌で、芝井統(シバイトウ)、富曽亀統(フソキトウ)、田川統(タガワトウ)、その他より形成され、表層は腐植層なしで、色は青灰色である。

水利状況  このページのTOPに戻る

1.用水状況
 本地区のかんがい用水は阿賀野川を水源とし、阿賀野市小松地先にある阿賀野川頭首工により取水する三大水系幹線である右岸幹線用水路、新江幹線用水路、福島潟西部幹線用水路により大半を潤している。その他一部において残水利用の地域と更に一部開田地は揚水機によりかんがいを行っている地域、渓流水掛かりとあるが上位水路の支派線水路の完備により全地域への公平なる用水配分が計られている。

2.排水状況
 本地区の排水系統は阿賀野川、新井郷川の二系統に分かれている。阿賀野川に排水される区域は都辺田川、新座川、古川、籠尻川、京ヶ島古川排水路、飯森杉排水路、安野川水系の地域である。新井郷川に排水される地域は、旧小里川、駒林川、大通川、中央排水路、塚田川、折居川水系の地域である。阿賀野川、新井郷川が洪水毎に水位上昇する時は、自然排水不可能となり機械力に依らなければ洪水を排除することはできないが、これが施設の整備により排水に万全を期している。